なぜ日本人は皆右に倣えなのか考えてみた



「右倣え右」が美徳とされてきた国民性

日本では昔から(一説によると江戸時代から?)、己の欲を消し去り周りに合わせることが美徳とされてきた文化があるようです。

言いたいことがあっても、周りの状況を見て黙っていることで品位が保たれると判断されていたのでしょうか。



考えてみれば戦前の日本も軍国主義に突き進めたのも、こういった国民性があったからかもしれません。

日本人のDNAに刻まれてきた美意識を利用した国民思想の扇動は行いやすかったのかもしれません。


しかし、戦後70年以上も経ちそれまでの軍国主義と180度変わった文化の中で新しい文化を築いてきた我々ですが、まだまだ変われていない意識、それがこの「右倣え右」の意識なのではないでしょうか。



安心出来る和の心

「右倣え右」の精神は、周りとの調和をもたらせます。

調和といえば格好もいいのですが、日本には古来から「右倣え右」の精神と同時に「村八分」の文化もあります。住んでいる地域の中から仲間外れにされると情報閉鎖やイジメにあい、通常の生活が困難となります。


「村八分にされるからそんなことを言っちゃダメよ」と昔の子供に親が諭す風景は、かつてはよく見られた光景だったと思います。

そう言った文化に従属するための戒めの言葉として「右倣え右」という言葉は使われてきたのかもしれません。


大事な子供が地域生活から隔離され、イジメられることのないようにと、親の心が子供に根付けさせたのかもしれません。

「右倣え右」の精神は親にとって、子供を守る「安心の出来る和の心」だったのかもしれません。




自己主張を妨げる和の心


親にとって「安心出来る和の心」である「右倣え右」は、その反面個人の持つ個性を消し去る弊害を生みます。

よく文化の違う外国人から驚かれ、そして指摘もされる日本人特有の物の考え方ですが、個性を消すことはなかなか新しいことにチャレンジ出来ない、閉鎖的な状況を生み出します。


よく考えれば、歴史上も最も長く続いていた江戸時代には、安定を願う民の心で、「右倣え右」が深く根付いていたことは想定されます。

それだけに「右倣え右」精神を打ち壊すべく起こった明治維新では、それまでの閉鎖的な精神を変えないと現状維持さえ出来ないと悟った志士達が、命を投げ打って時代を変えざるを得なかったのでしょう。


個性を認める文化が欧米並みに日本に根付いていたら、あそこまで江戸時代は続かなかったでしょうし、明治維新にあそこまでドラマチックな変革は必要なかったのではないでしょうか?



戦後の教育と「右倣え右」


70数年まえに日本は敗戦し、それまでの軍国主義社会から一変した欧米の民主主義社会に変遷していくわけですが、在留したアメリカ軍、マッカーサー司令の行ってきた日本改造の施策の一つに、教育制度の改革がありました。

いわゆる「教育勅語」の廃止と「教育基本法」の制定です。


「教育勅語」とは「右倣え右」の精神を子供達に教え込んだものです。

戦時中、誰もが敗戦を意識し始めている中、上司の命令で命を投げ出し零戦に乗って突撃をされた若い命。


「教育勅語」が教え込んだ「右倣え右」の精神で、嫌とも言わせず若い命を奪ってきました。

そう言った悪しき風習の「教育勅語」を廃止することで、日本人の意識、精神を大きく変えようとしたのがアメリカでした。

戦後数10年は「教育勅語」の廃止と新しい「教育基本法」の下、子供達のものの考え方を変えることには成功しました。


しかし、文化、風習まで変えるにはまだまだ時間がかかるようで、未だに根付いているものがあります。

「右倣え右」の精神はその一つと言えるでしょう。



「右倣え右」の良いところ

個性を消してしまう、閉鎖的で扇動されやすい印象のある「右倣え右」の精神ですが、「教育勅語」同様、悪いばかりでもありません。

親兄弟を大事にする心、全ての人に慈愛の心を持ち、学問をよく学び知識を養い、人格を磨き更に進んで社会公共のために貢献をする心、そして非常事態発生の際には、真心を捧げて国の平和と安全に奉仕をする心を教えた「教育勅語」。


そう、我々日本国民は、何か災害時などがあると国の内外を問わず慈しみの心で貢献をしようと努めます。

この精神は世界中から賞賛されている素晴らしい精神です。


ここ近年でも我が国に発生した大震災や自然災害発生時にも多くの人が現場に出向き、「お互い様」の精神で支え合う美しい姿、これも日本人特有の美意識であり、美徳です。

この「お互い様」の心に「右倣え右」をする精神も日本人特有の誇り高き美しい精神だと思います。

状況に応じて、「右倣え右」が必要だと思った時に必然と発揮することが出来、自分のパーソナリティも磨いて悪しき習慣、風習に「右倣え右」しない自己の確立をすることこそ、これからの日本の世の中で求められるものではないでしょうか?


カテゴリ:雑記 

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